会計ソフトfreeeにインポートするための現金出納帳を作成する

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こんにちは。税理士のかわべです。

この記事は現行の仕様に合致していないため、参考程度にお読みください

全自動のクラウド会計ソフトfreeeにインポートするための現金出納帳の作成について記載します。

freee出納帳インポート_2

freee用に作成した現金出納帳や、現在使用しているExcelの現金出納帳をfreeeにインポートすることは、前期以前の仕訳(別の会計ソフトで作成したもの)をインポートするよりもはるかに簡単でした。

(インポートについては次回、記載します。)


会計ソフトfreeeにインポートするための現金出納帳の作成

出納帳のフォーマットを準備する

freeeのヘルプセンターの次のページにfreeeに取り込む明細のフォーマットがあります。

freeeに取り込む明細を準備する

中段ぐらいの「■ 明細データファイルを作成する」のすぐ下に次のファイルがあります。

details_import_template(Bank).csv

freee出納帳インポート_1

このフォーマットを使って、現金出納帳を作成するとfreeeにインポートする手続きが簡単になります。(インポートについては、次回、記載します。)

出納帳を作成する

出納帳を作成します。ポイントは次のとおり。

① 指定項目以外はインポートされない

freeeでは、現金出納帳(※1)をインポートする場合、年月日、取引内容、出金額、入金額の4つの項目以外は、記載があってもインポートすることはできないようです。

試しに、勘定科目と残高を記載した出納帳を、アップしたところ列を指定するところで、勘定科目と残高はインポートする項目を指定することができませんでした。

また、テストでインポートを何回か繰り返したところ、次のようなメッセージが表示されました。似たような取引は、「重複とみなされたデータ」としてインポートされないようです。

3件のオリジナルデータより、1件の明細をインポートしました。1件が「指定の形式と異なる行」または「ヘッダ行」のためインポートされませんでした。1件が「重複とみなされたデータ」のためインポートされませんでした。

freeeでは、インポート後に取引内容から科目を自動で推測し、登録するという流れになるようです。つまり、現金出納帳の作成段階で取引内容に何を記載しておくかということがポイントになります。

※1 「口座」では残高もインポートの対象となります。

② 日付は1つのセルに含まなくてもOK

日付を1つのセルに「2014/01/01」と入力しなくても「年、月、日」をそれぞれ別々のセルに入力したものをアップロードすることができます。

ためしに「月」と「日」のみ記載し「年」の記載のないデータをアップロードしたところ列の情報を指定する際に「年」の指定ができなかったため、インポートすることができませんでした。

年、月、日の3つが情報として必要になります。

③ 入金額、出金額は同じ列でも別々の列でもOK

入金と出金を同じ列に記載している出納帳でもインポートすることができるようです。ただし、同じ列に入出金を記載する場合は、出金分をマイナスで表示する必要があります。

(次回に続く)


■□◆◇ 編集後記 ◇◆□■

私(かわべ)の苗字は漢字で記載すると「河邊」となります。読みも漢字も良く間違われます。

「わたなべ」さんが有名なので、「かわなべ」と呼ばれることが多いです。私を「わたなべさん」と呼んだ人もいます。

漢字は「河」が「川」になることが多いです。「邊」はいくつか種類があり、なかなか正解を一発で書く人はいません。しんにょうの点が2つ(フォントの種類によってはどうしても1つになってしまいます。)で、「自」、「ウ冠」、「ハ」、「方」で成り立っています。「ウ冠がワ冠」になり、「方」が「口」になることが多いようです。

私の苗字の漢字は無言のプレッシャーになり、宅配便業者を悩ませているようです。

先日は、苗字の欄に「河渡」と記載してありました。

おい!