年末、税務署に書類を送る場合は到着する日に注意する

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

年末は税務署のお休みが長いため、書類を送る場合は到達する日に注意して送る必要があります。

(国税庁;浅草税務署のページ(リンク切れ)より)

2021/12/16
新しい記事を書きました。
★ 関連記事 年末、税務署に書類を送る場合は到着する日に注意する

年末届出_12

税務署に送る書類の提出日に関する2つの基準

到達主義

税務署に提出する書類については、原則として、書類が「税務署に到達した日が提出日」となります。

これを「到達主義」と言います。

(国税庁:税務手続に関する書類の提出時期より)

税務手続に関する書類の提出日は、原則として税務官庁に書類が到達した日となります(到達主義)。

発信主義

上記のとおり税務署に提出する書類の提出日は到達主義が原則となりますが、申告書類など一部の書類については、郵便や信書便で提出した場合、「その通信日付印により表示された日が提出日」となります。

これを「発信主義」といいます。

(国税庁:税務手続に関する書類の提出時期より)

ただし、納税申告書(添付書類及び関連して提出する書類を含む。)や提出時期に具体的な制約がある書類(後続の手続に影響を及ぼすおそれのある書類を除く。)については、その書類が郵便や信書便により提出された場合、その郵便物や信書便物の通信日付印により表示された日が提出日とみなされます(発信主義)。

※ レターパックで信書を送ることができます。(LINK 郵便局・レターパック・サービス詳細(リンク切れ))

ややこしいですが、レターパックになる前に発売されていたEXPACK500では「信書」を送ることはできませんでした。

(国税庁:国税庁・確定申告時期に多い問い合わせ事項Q&A・申告書の提出より)

※ ゆうパック、EXPACK500、ゆうメール、ポスパケットでは、信書を送付することはできません。詳しくは「申告書の税務署への送付(リンク切れ)」をご覧ください。

EXPACK500は2014年3月31日で取り扱いを終了しているそうです。

参考エクスパック取扱終了のお知らせ

参考国税庁・確定申告時期に多い問い合わせ事項Q&A・申告書の提出

参考総務省・信書のガイドライン

到達主義か発信主義かを確認する

提出しようとしている書類の提出時期の基準が、到達主義なのか発信主義なのかは、次のページで確認することができます。

(国税庁:税務手続に関する主な書類の提出時期の一覧

到達主義発信主義_31

税務署の開庁時期

税務署は、12月29日から1月3日まではお休みになります。

(国税庁;浅草税務署のページ(リンク切れ)より)

年末届出_11

平成26年から平成27年にかけては、12月27日(土)~1月4日(日)がお休みとなるため、到達主義の書類を提出する場合は12月26日(金)までに税務署に到着している必要があります。


■□◆◇ 編集後記 ◇◆□■

年末調整書類や年賀状などプリンターのインクを大量に消費する時期です。過去にインクが足らなくなって、近くのお店に買いに行ったこともあります。

今年は、予備で購入してあるので安心です。