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Excelで開始日から終了日までの日数等を確認するDATEDIF関数があります。
参考
参考 Office Support;DATEDIF関数
目次 表示
DATEDIF関数の基本
DATEDIF関数は次のように設定します。
=DATEDIF(開始日,終了日,単位)
DATEDIF関数の引数
開始日
開始日は日付を入力しますが、次の引用部分のように「引用符で囲まれた文字列」なども使うことができます。
(Office Support;DATEDIF関数より)
開始日
期間の最初の日付または開始日を表します。 日付の入力には、引用符で囲まれた文字列 (例: “2001/1/30”)、シリアル値 (例: 36921、1900 年日付システムでは 2001/1/30 を表します)、他の数式または関数の結果 (例: DATEVALUE(“2001/1/30”)) を使うことができます。
終了日
終了日も日付を入力しますが、設定は次の点に注意が必要です。
(Office Support;DATEDIF関数より)
- 終了日には、開始日より後の日付を指定する必要があります。終了日の日付は、結果の値に含まれません。
単位
単位は次の記号を記入します。
[aside type=”boader”]・ ”Y” 期間内の満年数
・ ”M” 期間内の満月数
・ ”D” 期間内の満日数
・ ”MD” 期間内の日数(年と月を考慮せず)
・ ”YM” 期間内の月数(年と日を考慮せず)
・ ”YD” 期間内の日数(年を考慮せず)[/aside]
DATEDIF関数の使用例(Y、M、Dを設定した場合)
DATEDIF関数を使った次のような表を用意しました。
※ 終了日は計算に含まれませんので、見た目の期間と結果が異なります。
開始日が1月1日で終了日が1月31日の場合の日数
開始日が1月1日で終了日が1月31日の場合は、日数は「30」となります。(上の画像の赤い枠囲み部分)
開始日が1月1日で終了日が2月1日の場合の月数
開始日が1月1日で終了日が2月1日の場合は、月数は「1」となります。(上の画像の緑色の枠囲み部分)ちなみに日数は「31」。
同じ年の開始日が1月1日で終了日が12月31日の場合の月数と日数
同じ年の開始日が1月1日で終了日が12月31日の場合、月数は「11」となり、日数は「364」となります。(上の画像のピンク色の枠囲み部分)
この場合、12ヶ月に1日足りないことになります。
開始日が閏年(2012年)の1月1日で終了日が翌年の1月1日の場合の年数、月数、日数
開始日が閏年(2012年)の1月1日で終了日が翌年の1月1日の場合、年数は「1」、月数は「12」、日数は「366」となります。(上の画像の青色の枠囲み部分)
DATEDIF関数の使用例(YM、MD、YDを設定した場合)
DATEDIF関数の単位に「YM、MD、YD」を設定すると次のような結果となります。
開始日が2014年1月1日、終了日を2015年5月15日と設定した場合
開始日を2014年1月1日、終了日を2015年5月15日に設定し、単位を「YM、MD、YD」と記述した場合を確認しました。(上の画像の赤い枠囲み部分)
・「YM」の結果
単位に「YM」を設定した場合、「月数」(1年を超える場合は、超えた部分の月数)を表示することになりますので、上の画像のとおり「4」が表示されます。(H6セル)
・「MD」の結果
単位に「MD」を設定した場合、「日数」(1年、1月を超える場合は、超えた部分の日数)を表示することになりますので、上の画像のとおり「14」が表示されます。(I6セル)
・「YD」の結果
単位に「YD」を設定した場合、「日数」(1年、超える場合は、超えた部分の日数)を表示することになりますので、上の画像のとおり「134」が表示されます。(L6セル)
開始日が2014年1月1日、終了日を2015年1月1日と設定した場合
開始日を2014年1月1日、終了日を2015年1月1日に設定(つまり1年ぴったりに設定)し、単位を「YM、MD、YD」と記述した場合を確認しました。(上の画像の緑色の枠囲み部分)
DATEDIF関数で1年ぴったりとカウントされるため、1年を超える月数「YM(H8セル)」、1か月を超える日数「MD(I8セル)」、1年を超える日数「YD(L8セル)」のどれもが「0」となります。
■□◆◇ 編集後記 ◇◆□■
寒がりなので、家では床暖房が欠かせません。事務所には床暖房はないため、午前中、コートをひざ掛け替わりにしています。