ExcelでRANK.AVE関数、RANK.EQ関数を使って取引先ごとの売上高をランキングする

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ExcelでRANK.AVE関数とRANK.EQ関数を使って、取引先ごとの売上高のランキングを表示してみます。

RANK関数_13

(使用Excel;mac2011)

参考

参考 Office Support;RANK.AVG関数

参考 Office Support;RANK.EQ関数


RANK.AVE関数、RANK.EQ関数の使い方

RANK.AVE関数、RANK.EQ関数の記述方法

RANK.AVE関数、RANK.EQ関数は次のように記述します。

[aside type=”boader”]「=RANK.AVE(数値,範囲,[順序])」

「=RANK.EQ(数値,範囲,[順序])」[/aside]

引数の「順序」は省略することができますが、「0(又は省略)」の場合は、降順(大きい数字から)、「0以外の数値」の場合は、昇順で表示されます。

RANK.AVE関数とRANK.EQ関数の違い

RANK.AVE関数とRANK.EQ関数の違いは、同順位の数値の場合の、ランキングの順位の表示方法です。具体的には以下の使用例のところに記載します。

 

RANK.AVE関数とRANK.EQ関数の使用例(売上高のランキング)

次のような表を用意しました。

RANK関数_11

F列とG列にRANK.AVE関数とRANK.EQ関数を使って売上高のランキングを表示してみます。

RANK関数_12

上の画像のとおり、RANK.AVE関数では、同順位の数値の場合、「順位の平均」を表示します。

上の画像では売上高20万円は5番目に多い売上高になりますが、同じ20万円の売上高の取引先3つ(7、9、10列目)ありますので、5番目から7番目の平均{(5+6+7)÷3}の「6」番が表示されます。

同じく、売上高0円は8番目となります、0円の取引先は2つあるため、8番と9番の平均の「8.5」番が表示されます。

これに対し、RANK.EQ関数は、同順位の場合は、同じ番号(上位の番号)を表示することになります。上の画像の場合、20万円の取引先は「5」番、0円の取引先は「8」番が表示されています。

 

おまけ データ バーを利用する

ランキングの表には、データ バーを追加すると見やすくなるかも知れません。

数値が僅差の場合は、逆効果の場合がありますが、私はランキングの表示と一緒に使う場合が多いです。

データバーはホームのリボンの「条件付き書式」に含まれています。

RANK関数_14

先ほどの表の売上高の列(B列)に追加してみました。

数値の大小を視覚的に把握でき、見やすくなったと思いますが、どうでしょう?(配色など工夫すれば、もっと見やすくなるでしょう。)

RANK関数_15

■□◆◇ 編集後記 ◇◆□■

昨夜は寝苦しかったです。窓を開けて寝ました。土日は自宅の掃除を・・・窓が汚かった。土曜日にはクーラーを使用することに備えて、室外機も拭きました。さっそく、土曜日の午後にはクーラーを使いました。