Excelでシート数を確認するSHEETS関数、シート番号を確認するSHEET関数

Excel_sheet-sheets関数の画像

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

Excelでファイルに含まれるシート数を確認するにはSHEETS関数を使います。

また、シート番号(シートを左から数えた番号)を確認するにはSHEET関数を使います。

(2つの関数の違いは最後に「S」がつくかつかないかの違いです。)

sheets_20

 

(使用Excel)2013

参考

参考 Support Office;SHEETS関数

参考 Support Office;SHEET関数


ExcelでSHEETS関数を使ってシート数を確認

ExcelでSHEETS関数を使ってシート数を確認してみます。

 

SHEETS関数の記述方法

SHEETS関数は次のように記述します。

sheets_11

範囲については省略することができます。省略した場合は、式を記述したシートが含まれるブックのシート数が返されます。

次のようなシート構成のExcelファイルを作成しました。シートは「シート数・番号」から「集計外シート」までの6シートです。

sheets_13

 

SHEETS関数の範囲を省略した場合

上の画像のファイルの任意のシートに次のように「=SHEETS()」と範囲を省略した式を記述しました。

すると、下の画像のとおり「6」と表示されます。(ファイル(ブック)に含まれる全てのシートの合計数が表示されることになります。)

sheets_14

 

SHEETS関数の範囲を記述した場合

次にSHEETS関数の範囲を「シート数・番号」から「四」までのシート数を表示してみます。(範囲の記述に苦労しました。ほかにも方法があるかも知れません。)

最初にSHEETS関数の「()」内をクリックして、Shiftキーを押しながらシート名称の「四」をクリックします。すると、SHEETS関数の()内が次のように記述されます。(このままEnterキーを押してもエラーとなってしまいました。)

sheets_15

次に、シートが選択されている状態で任意のセルをクリックします。複数のセルを選択することもできます。(私は「A1」セルを選択しました。)

セルを選択すると下の画像のような記述になります。

sheets_16

Enterキーを押して式を確定したところ、次の画像のように「5」と表示されました。(シート数・番号から四までのシートの枚数が5枚なので)

sheets_17

 

ExcelでSHEET関数を使ってシート番号を確認

先ほどと同じシート構成のExcelファイルを使って、SHEET関数を記述しシート番号を確認してみます。

 

SHEET関数の記述方法

SHEET関数は次のように記述します。

sheets_12

 

SHEET関数の値を省略した場合

次のように「=SHEET()」と値を省略した式を記述しました。この場合は、その記述をしたシートのシート番号が返されます。

sheets_19

「シート数・番号」というシートに「SHEET()」という記述をしたので、「1」が表示されました。

 

SHEET関数の値を記述した場合

今度は、SHEET関数の値を省略せずにしきを記述してみます。

A列にシート名称を入力し、SHEET関数を使ってC列にA列のシート名称のシート番号を表示するようにしました。(TEXT関数も使用しています。)

sheets_18

たとえば、「二」のシート番号は、左から3番目なので、3と表示されています。


■□◆◇ 編集後記 ◇◆□■

今日の関東は比較的涼しいです。どんよりしていますが・・・。源泉所所得税の納期の特例の計算はほぼ終わりました。