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こんにちは。税理士のかわべです。
令和7年分の給与所得者の扶養控除等(異動)申告書(この記事では以下「扶養控除等申告書」と記載します。)の書き方のうち、令和7年分から適用される「簡易な申告書」の書き方について記事にしてみました。
このページは令和6年10月2日現在の情報に基づき作成しています。最新の情報は国税庁の公式サイト等でご確認ください。掲載内容等の更新があった場合は、リンク切れとなる場合もございますので、ご了承ください。
● 参考 国税庁;令和7年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書 PDF
● 参考 国税庁;《記載例》令和7年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書の記載例 PDF
● 参考 国税庁;【簡易対応様式】令和7年分扶養控除等(異動)申告書 PDF
● 参考 国税庁;≪記載例≫【簡易対応様式】令和7年分扶養控除等(異動)申告書 PDF
● 参考 国税庁;令和6年分 年末調整のしかた web
● 参考 国税庁;年末調整がよくわかるページ(令和6年分) web
扶養控除等申告書の書き方(簡易な申告書)
給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
「簡易な申告書」を提出する場合、記載するのは、給与所得者の本人の情報と「前年の申告内容から異動なし」の2か所になります。
「給与所得者本人」の情報
余白に「前年から異動なし」と記載
「給与所得者本人」の情報
「給与所得者本人」の情報の記載欄
(PC、タブレット端末のみ)
「簡易な申告書」の場合は、給与所得者本人の情報(フリガナ、氏名、住所など)と、右上の余白部分に「前年から移動なし」と記載します。
左上の所轄税務署長等や給与の支払者の名称などは、勤務先で記載してくれるかと思います。
画像の「★」個人番号(マイナンバー)の記載については、以下に裏面の記載の注意を引用しておきますが、勤務先のルールに従ってください。
[★] 個人番号(マイナンバー)
個人番号(マイナンバー)の記載については、専用のソフトウェア等を導入している企業では、扶養控除等申告書への記載を不要としているところもありますので、記載前に勤務先に記載の有無を確認してください。
裏面の「2 記載についてのご注意」の(1)に個人番号の記載について説明がありますので引用しておきます。(次の画像の緑色の枠囲み部分。)
給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
裏面 2 記載についてのご注意(1)
国税庁が公開している「簡易な申告書」の記載例
国税庁が、令和7年分の給与所得者の扶養控除等(異動)申告書の「簡易な申告書」の記載例を公開しています。
■ LINK 国税庁;≪記載例≫【簡易対応様式】令和7年分扶養控除等(異動)申告書 PDF
※ 引用の文言は「≪記載例≫【簡易対応様式】令和7年分扶養控除等(異動)申告書」の記載例となっていますが、記事掲載日現在の記載例は、【簡易対応様式】は使用せず、通常の扶養控除等(異動)申告書を利用した「簡易な申告書」の記載例となっています。
■□◆◇ 編集後記 ◇◆□■
「簡易な申告書」は、記載する側も、チェックする側もかなり楽になりそうです。ただし、扶養親族等の異動については、慎重に確認する必要はありますね。