この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
なかなか思った通りの収支計画表を作成できていないのですが、思考過程を記録のため記載しておきます。
※ 作成する月次の収支計画表は、融資を受けるための収支計画表とは異なります。あくまで日常の資金管理を目的としています。
目標としている資金繰り表は次のようなものです。
[aside type=”boader”]・2つ以上の口座を管理する
・計画表を見ながら資金計画を容易に変更することができる
・日次、月次の両方を3年分ぐらい表示する
・「月次」の表示にした場合、1年分ぐらいがモニター1つにおさまるようにする[/aside]
目次 表示
2つ以上の口座を管理する
一般的な収支計画表は次のようなものです。
月次で比較して収入から支出を差し引いて利益を表示するものです。
これに対し、資金収支計画表は、銀行の普通預金口座の残高を管理するものとなり、私が作成しているのは、次のような表です。
この表では、個人事業主の方を想定し、事業用口座と生活用口座の両方の残高を表示し、さらに合計の残高を表示するようにしています。しかし、この表だと1つのモニターに1年分を表示することは不可能になってしまうので、工夫が必要です。
Excelのグループ化機能
「グループ化」という機能を使うと次のようになります。特定の列や行をまとめて(グループ化して)非表示、表示の操作ができるようにするコマンドです。
「グループ化」はデータのリボンのなかにあります。
非表示・表示の操作をしたい列(または行)を選択して「グループ化」をクリックします。すると、次のように黒い線とその「-」が表示されます。
このマイナスをクリックすると次のように表示されます。
「-」が「+」の表示に変更され、列が非表示となります。
画像は1月分と2月分の事業口座と生活口座について「グループ化」を実行しました。
(「Ctrl」キーを押しながら連続していない複数の行《または列》をせんたくして「グループ化」をクリックしても「複数の選択範囲についてそのコマンドを使用することができません。」というメッセージが表示され、「グループ化」が実行されませんのでご注意ください。)
また、この時、左端に数字の「1」と「2」が表示されます。
「1」をクリックするとグループ化しているすべての行が非表示となり、「2」をクリックすると表示されます。「+」は連続した選択範囲だけですが、数字はすべての選択範囲に有効です。
グループ化をしても実務上使えるような文字の大きさのままで、1年分を1台のモニターに表示できそうもありませんので、もう少し工夫が必要です。
(明日以降へつづく)