ExcelのNETWORKDAYS関数を使って営業日数を計算する

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Excelの関数、NETWORKDAYS関数を利用すると指定期間内の土日、祝日を除いた平日の日数を計算することができます。

また、NETWORKDAYS.INTLを利用すると土日以外に休日を設定することもできます。

NETWORKDAYS_18

(使用Excel;2010)

参考

参考 Office Support;NETWORKDAYS関数

参考 Office Support;NETWORKDAYS.INTL 関数


NETWORKDAYS関数

NETWORKDAYS関数は、開始日から終了日までの平日を計算する関数です。次のように使用します。

「=NETWORKDAYS(開始日,終了日,祝日)」

 

NETWORKDAYS関数の使用例

次のような表を作成しました。

NETWORKDAYS_11

上の表の開始日から終了日までの営業日数をNETWORKDAYS関数を利用して算出すると次のようになります。

NETWORKDAYS_12

F3セルには次の式を入力してあります。

「=NETWORKDAYS(D3,E3)」

D3セルからE3セルまでの営業日数である「22」と表示されます。

祝日の設定

上の表では祝日を指定していませんので、次の画像のようにI列〜M列に祝日(会社指定の休日を含む)を設定しました。

NETWORKDAYS_13

祝日の設定に合わせて、NETWORKDAYS関数の記述を次のように変更してみました。(下の画像の赤い枠囲み部分)

NETWORKDAYS_14

祝日を考慮しないF3セルが「22」日、祝日を考慮したG3セルが「19」日となり、その差は「3」日です。

祝日(会社の休み)を5日ほど指定していますが、「2」日は、会社の祝日と土日が重なる日があるため表示される日数は「19」日となります。

 

NETWORKDAYS.INTL関数

NETWORKDAYS.INTL関数は、開始日から終了日までの「指定した休日」以外の日数を表示してくれる関数です。

NETWORKDAYS関数との違いは、「休日」を土日以外に設定することができます。

次のように使用します。

「=NETWORKDAYS.INTL(開始日,終了日,週末番号,祝日)」

NETWORKDAYS.INTL関数の週末番号

NETWORKDAYS.INTL関数の引数「週末番号」の記述方法は次の引用部分のとおりです。

(microsoft;NETWORKDAYS.INTL 関数より)

NETWORKDAYS_15

 

NETWORKDAYS.INTL関数の使用例

先ほどの表にNETWORKDAYS.INTL関数の式を次の画像のようにH列に追加してみました。

NETWORKDAYS_16

H列の週末番号は「1」(土、日が休み)を指定しました。NETWORKDAYS関数で記述したG列と結果は同じになります。

I列に週末番号を変えたNETWORKDAYS.INTL関数の式を記述してみました。

NETWORKDAYS_17

I列の週末番号は「3」(火、水が休み)を記述してみました。営業の日数が変わります。

 

まとめ

NETWORKDAYS関数は給与計算時の営業日数のカウントに役立ちます。


■□◆◇ 編集後記 ◇◆□■

再びちょっと体調がよくないです。今日は、静養します。