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こんにちは。
ChatGPTを利用して、仕訳の作成を依頼してみました。
本記事は、令和7年6月1日時点の情報に基づいて作成しています。使用しているモデルは「ChatGPT-4o」です。なお、ChatGPTの回答内容は一例であり、本記事の内容を経理や税務にそのまま利用することはお控えください。
目次 表示
ChatGPTに仕訳の作成を依頼してみた
ChatGPTに仕訳の作成を依頼する際の注意点
まずは、仕訳の生成を依頼する際の注意点について質問してみました。
回答は、上の画像のとおりで、そのほか、ChatGPTを利用する際の注意点について回答がありました。
回答スピードは速く、内容も私の想定していた範囲内だったため、ツールとしてはかなり使えるという印象を受けました。(失礼ながら、某国の機関のチャットよりは実用的だと感じました。)
ただし、最終的に「ChatGPTの仕訳提案は、一般的な知識に基づいています。税務上の重要な判断は税理士・会計士に確認してください。」という一文があり、「責任は負いません」というスタンスと同時に、「専門家への配慮」が感じられる内容でした。
ChatGPTに具体的な仕訳の作成を依頼してみた
次に、「次の条件で仕訳を作成してください。」と依頼し、あえて条件を省略したところ、ChatGPTからは次のような具体的な指示が表示されました。
その後、以下のような取引例を提示して、実際に仕訳の作成を依頼してみました。
● 種別;内国法人
● 経理方式;税抜き経理(税込み金額から仮払い消費税を四捨五入で算出)
● 日付;2025年5月15日
● 内容;従業員3人と取引先3人で、居酒屋にて飲食。
● 金額;68,256円(うち、お土産代9,720円。いずれも消費税込み)
● 支払方法;従業員のカード払い(後日、社内規定により精算書を作成し、小口現金にて精算予定)
ChatGPTの回答は次のとおり。
回答内容はおおむね良好でしたが、1点だけ「おしい」と感じた部分がありました。(とはいえ、こちらの指示ミスかもしれません。)
お土産代9,720円ついて「軽減税率が適用される」という指定を忘れていました。
「居酒屋でお土産」と言ったら「食品」と思い込んでいたことが原因です。(これは、良い学びになりました。)
この後、軽減税率の適用を含めた条件や、会計ソフトへの入力を前提とした税込み仕訳の作成を依頼したところ、ほぼ想定内の回答が得られました。
まとめ
ChatGPTに仕訳の作成を依頼する場合、最も重要なのは「(より具体的な)情報」です。
みなさんは、仕訳を作成するために適切な情報を提示できますか?
まだまだ、発展途上のAI技術なので、これからも記事にしてみたいと思います。
(この記事については、ChatGPTにサムネイルの作成と文章の更正の一部を依頼し作成しました。)