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ExcelでHOUR関数とMINUTE関数を利用して残業代を計算する出勤簿を作成してみました。
※ 実際の残業代の計算については、労働基準法等の法令に従って算出してください。
(使用Excel:2010)
参考 Microsoft;2 つの時刻間の差分を計算する
ExcelのHOUR関数、MINUTE関数を利用して残業時間を計算
出勤簿を作成する
次のような出勤簿を作成しました。
(休憩時間は1時間、基本的な就業時間を8時間として計算してあります。)
勤務時間
開始時間と終了時間の差額から休憩時間を差し引いて計算しています。
普通残業時間
勤務時間からと基本的な就業時間を差し引いて算出しています。
残業代を計算する
上の出勤簿を利用して残業代を計算してみます。
(時間×単価)で算出すると・・・
上の画像の残業時間に単価を乗じて残業代を計算してみます。
次の画像のように(残業代としては)意味のない数値が計算結果として表示されてしまいます。
HOUR関数、MINUTE関数を利用する
HOUR関数とMINUTE関数を利用して、普通残業時間を「時間」と「分」に区分してから残業代を計算してみます。
上の画像のK2セルには、「=HOUR(H2)」という式が記述されています。
普通残業時間のH2セル(1時間10分)から「時間」の部分だけを抜き出して表示することになるので、「1」が表示されています。
K2セルと同じようにL2セルには「=MINUTE(H2)」という式が記述され、普通残業時間の「分」だけを表示するようにしました。
「時間」と「分」を別々に数値で表示したことにより、その数値と単価を乗じて残業代を計算することができます。
上の画像のとおり、「単価」I2セルに「時間」K2セルを乗じ、「単価」I2セルに「分」L2セルを乗じて60で割ったものを加算して残業代を算出しました。
■□◆◇ 編集後記 ◇◆□■
長雨は嫌ですが、涼しいのは良いですね。事務所の冷温庫はあまり冷えないことが判明。常温が好みなのでちょうど良いのですが・・・暑~い季節には不向きかも知れません。
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