この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
Excelで単一のシート内を素早く移動する方法として、ショートカットキー、画面分割、ハイパーリンクなどの利用が考えられます。ちょっと設定は大変ですが、ハイパーリンクは意外と便利かも。
(使用Excel)2013
目次 表示
Excelの単一シート内で素早く移動する方法
Excelで単一シート内で素早く移動する方法として、ショートカットキー、画面分割、ハイパーリンクなどがあります。ハイパーリンクはちょっと設定が大変ですが、便利に使えそうです。(もちろん、マウスの機能を利用するのも良いでしょう。この記事では触れませんが・・・)
Excelのショートカットキーを利用して移動する
Excelで大きな単一のシート内を素早く移動する方法としては、マウスにある機能を利用する方法以外ではショートカットキーを利用する方法が一般的かと思います。
私が良く利用するショートカットキーは次のとおりです。(コントロールキーと矢印キーの組み合わせは、下の画像のほかに左右(「←」「→」)との組み合わせもありますが、あまり使わないので省略しています。)
※ 画面分割などによって、移動する先がA1セル以外の場合があります。
Excelの画面分割を活用する
Excelの単一シート内で移動方法に一定のパターン(主として一番上の行に戻るようなパターン)があるような場合は、画面を分割しておくと便利です。次のようなシートを作成しました。下の画像には23行目の途中までしか写っていないですが、100行以上ある表です。
上部のリボンの「表示」の「分割」というボタンをクリックします。
「分割」をクリックすると、シート内に次のように線(ウィンドウ枠)が表示されます。シートを分割して表示し、それぞれをスクロールすることができるため、下の画像のように、1行目と124行目を狭い範囲に表示させることができます。
ウィンドウ枠で区切られた個々の画面のなかでスクロールをすることができるため、次のように表示させることもできます。
また、「ウィンドウ枠を固定する」という機能により、分割された左上の画面のセルを固定させることができます。(固定させておくといつでもそのセルに移動できることになります。)
ウィンドウ枠を固定するためには、リボンの「表示」の「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。(固定するまえに、分割された左上の画面に固定表示させたいセルを表示させておいてください。)
ウィンドウ枠を固定すると次のようにウィンドウ枠が固定前と比較して細い線で表示されます。下の画像では、A1セルからD2セルが固定されています。3行目から下はスクロールすることができます。
ハイパーリンクを活用する
Excelで任意のセルに移動する方法にハイパーリンクという機能があります。
以前こんな記事を書きました。
(関連記事)Excelでシートの枚数が増えたら、ハイパーリンクを使って目次を作成してみよう
上の関連記事では目次(シート間の移動)を目的としてハイパーリンクを利用していますが、単一シート内でハイパーリンクを使ってセルを移動するには「名前の定義」を利用する必要があります。
単一シート内でハイパーリンクを設定するための名前の定義
Excelの大きな単一のシート内で移動するためにハイパーリンクを設定するためには、移動先のセルについて「名前の定義」を設定する必要があります。
移動先のセルを選択した状態でリボンの「書式」の「名前の定義」をクリックします。
上の画像のように「新しい名前」というダイアログが表示されますので、名前を入力しOKをクリックします。(上の画像ではセルに入力されている「No」をそのまま設定)
単一シート内でハイパーリンクの設定
名前の定義が完了したら、今度は、移動元のセルを選択して右クリックし「ハイパーリンク(I)」を選択します。(下の画像ではC列の126行を選択し右クリックしています。)
次のようなハイパーリンクのダイアログ画面が表示されます。
「このドキュメント内(A)」をクリックすると、定義された名前のところに先ほど定義した名前(上の画像では「No」)が表示されるので、選択します。
このままOKをクリックしても良いですが、私は、下の画像のように「表示文字列」に「↑↑上へ↑↑」と入力しました。
OKをクリックすると、上の画像のとおりC126セルに下線付きの「↑↑上へ↑↑」と表示されます。このセルをクリックすると、A1セルに移動します。
この方法だと「100行目へ」、「商品Aグループの先頭へ」など、「名前の定義」をすることによりシート内の任意のセルへの移動が可能となります。
■□◆◇ 編集後記 ◇◆□■
今日も関東は暑いです。面白いと感じたドラマの視聴率が悪く、この脚本はどうなの?と感じたドラマの視聴率が良かったようです。自分の評価は全くあてにならないですね。