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Excelの関数、NETWORKDAYS関数を利用すると指定期間内の土日、祝日を除いた平日の日数を計算することができます。
また、NETWORKDAYS.INTLを利用すると土日以外に休日を設定することもできます。
(使用Excel;2010)
NETWORKDAYS関数
NETWORKDAYS関数は、開始日から終了日までの平日を計算する関数です。次のように使用します。
「=NETWORKDAYS(開始日,終了日,祝日)」
NETWORKDAYS関数の使用例
次のような表を作成しました。
上の表の開始日から終了日までの営業日数をNETWORKDAYS関数を利用して算出すると次のようになります。
F3セルには次の式を入力してあります。
「=NETWORKDAYS(D3,E3)」
D3セルからE3セルまでの営業日数である「22」と表示されます。
祝日の設定
上の表では祝日を指定していませんので、次の画像のようにI列〜M列に祝日(会社指定の休日を含む)を設定しました。
祝日の設定に合わせて、NETWORKDAYS関数の記述を次のように変更してみました。(下の画像の赤い枠囲み部分)
祝日を考慮しないF3セルが「22」日、祝日を考慮したG3セルが「19」日となり、その差は「3」日です。
祝日(会社の休み)を5日ほど指定していますが、「2」日は、会社の祝日と土日が重なる日があるため表示される日数は「19」日となります。
NETWORKDAYS.INTL関数
NETWORKDAYS.INTL関数は、開始日から終了日までの「指定した休日」以外の日数を表示してくれる関数です。
NETWORKDAYS関数との違いは、「休日」を土日以外に設定することができます。
次のように使用します。
「=NETWORKDAYS.INTL(開始日,終了日,週末番号,祝日)」
NETWORKDAYS.INTL関数の週末番号
NETWORKDAYS.INTL関数の引数「週末番号」の記述方法は次の引用部分のとおりです。
(microsoft;NETWORKDAYS.INTL 関数より)
NETWORKDAYS.INTL関数の使用例
先ほどの表にNETWORKDAYS.INTL関数の式を次の画像のようにH列に追加してみました。
H列の週末番号は「1」(土、日が休み)を指定しました。NETWORKDAYS関数で記述したG列と結果は同じになります。
I列に週末番号を変えたNETWORKDAYS.INTL関数の式を記述してみました。
I列の週末番号は「3」(火、水が休み)を記述してみました。営業の日数が変わります。
まとめ
NETWORKDAYS関数は給与計算時の営業日数のカウントに役立ちます。
■□◆◇ 編集後記 ◇◆□■
再びちょっと体調がよくないです。今日は、静養します。