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年末調整で配偶者控除等を確認するには国税庁のExcelファイルがおすすめ

かわべ
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平成30年分-給与所得者の配偶者控除等申告書-アイキャッチ
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かわべ
生誕:1969年 東京 生まれ 趣味:楽器演奏(St.Bass、E.Bass)     読書(ミステリー)     映画鑑賞(学生時代、映画館でアルバイト経験あり)
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こんにちは。税理士のかわべです。

平成30年の給与所得者の配偶者控除又は配偶者特別控除の適用を受けるための申告用紙が国税庁のサイトに公開されています。

この申告用紙を「平成30年分 給与所得者の配偶者控除等申告書」といいます。

申告用紙は、「PDF(手書き用)、PDF(入力用)、Excelファイル」の3種類(PDF(英語版)を含めると4種類)ありますが、国税庁サイトからダウンロードできるExcelファイルでは、必要事項を入力すると、配偶者控除(又は配偶者特別控除)の金額等を自動で判定・算出してくれるので便利です。(もちろん金銭的な要件以外の要件については、事前に確認しておく必要があります。)

DL 国税庁;平成30年分 給与所得者の配偶者控除等申告書(入力ファイル)(Excel/84KB) Excelファイル

(ブラウザによっては、クリックするとすぐにダウンロードが始まるのでご注意ください。)

年末調整で配偶者控除等を受けようとする方、年末調整担当者の方にもおすすめです。

今日は、Excelファイルの利用方法を中心に配偶者控除等について記載します。(この記事では、非居住者に該当するようなケースは、取り扱いません。配偶者が非居住者に該当する場合の提出書類要件等は別途ご確認ください。)

追加情報
2018/10/18 追記

配偶者控除等については、以下のページで適用要件等を良くご確認ください。平成30年で変更点が多い制度なので思わぬ落とし穴があるかも知れません。

LINK 国税庁;配偶者控除及び配偶者特別控除の見直しについて web

LINK 国税庁;配偶者控除及び配偶者特別控除の見直しに関するFAQ(PDF/408KB) PDF

『記載についてのご注意』を確認
2018/11/12 追記

入力については、次の書類を参考にしてください。(Excelファイルには『記載についてのご注意』等は掲載されていません。)

LINK 国税庁; 平成30年分 給与所得者の配偶者控除等申告書(裏面)(PDF/224KB) PDF

LINK 国税庁; 平成30年分 給与所得者の配偶者控除等申告書(入力用ファイル) 入力留意事項(簡易版)(PDF/341KB) PDF

記載例
2018/11/15追記

配偶者控除等申告書の記載例(記載例1~記載例6)のDPFファイルは、国税庁の次のページで確認してください。

LINK 国税庁;給与所得者の配偶者控除等申告書の記載例 web

このページは平成30年10月9日現在の情報に基づき作成しています。掲載内容等の更新があった場合は、リンク切れとなる場合もございますので、ご了承ください。

参考 国税庁;No.1191 配偶者控除 web

参考 国税庁;No.1195 配偶者特別控除 web

参考 国税庁;平成30年分 年末調整のしかた web

参考 国税庁;年末調整がよくわかるページ(平成30年11月1日)

参考 国税庁;[手続名]給与所得者の配偶者控除等の申告 web

参考 国税庁;源泉所得税関係 web


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平成30年分 給与所得者の配偶者控除等申告書

平成30年から平成30年分給与所得者の配偶者控除等申告書(PDF/674KB)という新しい申告書ができました。

平成30年からは配偶者特別控除のみならず配偶者控除の適用を受ける場合にもこの申告書を作成する必要があります。

平成29年まではこの「配偶者控除等申告書」という申告書はありませんでした。(保険料控除と一緒に配偶者特別控除申告書という書類はありましたが・・・・・・)新しい書類なので、忘れないように注意しましょう。

管理人

申告用紙等

「平成30年分 給与所得者の配偶者控除等申告書」は、国税庁のサイトに次の4つファイルが公開されているので、状況に応じて利用することができます。

※ Excelファイルは、上のリンクをクリックすると国税庁のサイトからダウンロードできます。(ご使用のブラウザによっては、クリック後、確認ダイアログの表示なしでダウンロードがはじまります。)

それぞれ次の国税庁のページでもダウンロードすることができます。

LINK 国税庁;[手続名]給与所得者の配偶者控除等の申告 web

 

記載例

国税庁のサイトでは、次のページに6つの記載例が掲載されています。

LINK 《記載例》平成30年分給与所得者の配偶者控除等申告書 web

年末調整の関連書類
年末調整の関連書類は、今のところ次のページに集約されています。

集約ページ → LINK 国税庁;源泉所得税関係 web

2018/11/15追記 「年末調整がよくわかるページ」が開設され、そのページにも年末調整の関連書類がまとめられています。

LINK 国税庁;年末調整がよくわかるページ web

 

個人番号を入力する場合の注意点

PDFの入力用はブラウザに表示しても入力できますが、通信の不具合等で入力データが消えてしまうと二度手間になるので、ダウンロードしてから入力し、こまめに保存することをおすすめします。

また、PDF(入力用)とExcelファイルでは、個人番号を入力できるようになっていますが、個人番号を入力したまま保存してPC等に保管することは個人的にはおすすめしません。個人番号入力した場合、印刷して職場に提出した後、個人番号だけは削除して保存しておいた方が良いでしょう。

 

給与所得者の配偶者控除等の確認

平成30年から適用される給与所得者の配偶者控除配偶者特別控除について基本的な要件を確認しておきます。

給与の支払を受ける人(本人)とその配偶者のその年の所得を見積もり計算するため、細かい部分でも注意点が多いのですが、詳しく記載すると切りがないため、基本的な事項にとどめます。

 

配偶者控除の要件等

配偶者控除については、国税庁のサイトで「納税者に所得税法上の控除対象配偶者がいる場合には、一定の金額の所得控除が受けられます。これを配偶者控除といいます」と説明されています。(No.1191 配偶者控除より)

給与の支払いを受ける人の配偶者が「控除対象配偶者」に該当するかどうかが、配偶者控除を受けられるかどうかのポイントになります。

平成30年の「控除対象配偶者」の要件等は次のとおりです。

平成30年分-配偶者控除等-11

(国税庁;No.1191 配偶者控除より)

上の画像のとおり、配偶者控除を受けるためには、配偶者が上の画像の(1)~(4)までの4つの要件を満たして「控除対象配偶者」に該当し、さらに所得者(本人の)合計所得金額(※1)が1,000万円以下であることが要件となります。(上の画像の赤色の枠囲み部分)

※1 合計所得金額とは?
合計所得金額とは? ⇒ LINK 国税庁;合計所得金額 web

 

配偶者特別控除の要件等

配偶者特別控除は、配偶者控除を受けられない場合に、配偶者の所得に応じて、特別に控除を受けることができる制度です。

この制度は、「配偶者控除を受けられない」場合に、「所得に応じて」、適用を受けられるというのがポイントになります。

 

平成30年の「配偶者特別控除」の要件等は次のとおりです。

平成30年分-配偶者控除等-12

(国税庁;No.1191 配偶者控除より)

上の画像のとおり、配偶者が上の画像のイ~ホまでの5つの要件を満たし、さらに、所得者(本人の)合計所得金額(※1)が1,000万円以下であることが要件となります。(上の画像の赤色の枠囲み部分)

 

Excelファイルの利用

配偶者控除と配偶者特別控除の要件は上記のとおりですが、要件の「合計所得金額」や「控除額」については、配偶者控除等申告書を作成することで確認することができます。

見積額と確定額に差額があった場合
配偶者控除等申告書を作成する場合の「合計所得金額」は、(その申告書を作成する時点の)見積額で計算します。

見積額と確定額に差額が合った場合は、源泉徴収票を渡す翌年の1月末(平成30年分なら平成31年1月末)までの間に再調整することになります。

合計所得金額は電卓等を使って手入力で計算することもできますが、給与所得控除の計算など、慣れていない人にとっては面倒と感じてしまう計算もありますので、自動で計算してくれるExcelファイルがおすすめです。

Excelファイルは、以下のリンクをクリックすると国税庁のサイトからダウンロードできます。(ご使用のブラウザによっては、クリック後、確認ダイアログの表示なしでダウンロードがはじまります。)

平成30年分-給与所得者の配偶者控除等申告書

(国税庁;平成30年分 給与所得者の配偶者控除等申告書(入力用ファイル)(Excel/84KB)より)

● 利用環境について

Excelファイルを利用する場合は、環境を確認してください。(Macでは使えないらしい・・・・・・残念。確認していません。)

平成30年分-配偶者控除等-13

(国税庁;平成30年分 給与所得者の配偶者控除等申告書(入力用ファイル)>「利用環境の確認」より)

入力については、次のページの留意事項をご確認ください。

LINK 国税庁;平成30年分 給与所得者の配偶者控除等申告書(入力用ファイル) web

 

Exelファイルの基本操作

Excelファイルを使って配偶者控除等を計算してみましたが、最初にこのファイルの基本的な仕組みを確認しておきます。

 

(以下、このパラグラフで引用している画像は、平成30年分 給与所得者の配偶者控除等申告書(入力ファイル)(Excel/84KB)から引用したものですが、リンクを貼るとご使用のブラウザによっては、自動でファイルをダウンロードしてしまうため、リンクは貼っていません。)

 

入力セルと自動処理セル

このExcelファイルをダウンロードして開くと、1枚のシートが表示されます。

このシートは、パスワードで保護されていて、「入力するセル」、「自動処理されるセル」、「何も変更できないセル」があります。

□ 入力セル・・・・・・うすいピンク色 ⇒ 入力すると白色

□ 自動処理セル・・・・・・水玉 ⇒ 自動処理後には白色

□ その他のセル・・・・・・白色

平成30年分-配偶者控除等-21

(国税庁;平成30年分 給与所得者の配偶者控除等申告書(入力ファイル)(Excel/84KB)より)

たとえば、配偶者の生年月日を入力してみます。(上の画像の緑色の丸囲み部分。)生年月日は、ドロップダウンリストで選択して入力します。

 

入力後、下の画像のように生年月日の薄いピンク色が白色に変化しました。(下の緑色の枠囲み部分)

また、配偶者の生年月日セルの下に表示されている「老人控除対象配偶者」のセルに「○」印が自動で表示されました。(下の画像の赤色の丸囲み部分)

(上下の画像を見比べてみてください。)

平成30年分-配偶者控除等-22

(国税庁;平成30年分 給与所得者の配偶者控除等申告書(入力ファイル)(Excel/84KB)より)

 

では、早速、具体的な計算例を入力して配偶者控除等の額を確認してみます。

 

「配偶者控除」に該当する例

次のような配偶者控除に該当する例を想定し、Excelファイルに入力して、結果を確認してみました。

□ 本人の合計所得金額(見積額)・・・・・・給与収入のみ 450万円

□ 配偶者の合計所得金額(見積額)・・・・・・給与収入のみ 100万円

□ 配偶者の生年月日 平成3年3月3日

(配偶者控除を受けるためのほかの要件は満たしているものと想定します。)

配偶者の生年月日の入力

入力の順番については気にする必要はありませんので、最初に配偶者の生年月日を入力してみました。(下の画像の①の水色の部分。画像をクリックすると別ウィンドウで開きます。)

平成30年分-配偶者控除等-31

(国税庁;平成30年分 給与所得者の配偶者控除等申告書(入力ファイル)(Excel/84KB)より)

この例では、「平成3年3月3日」を想定しましたので、「老人控除対象配偶者」(平成30年12月31日で70歳以上)には該当しないため、生年月日を入力後、「老人控除対象配偶者」の欄(上の画像の緑色の部分)は、白色に変わっただけで空欄になります。

⇒ 該当する場合は「○」印が表示されます。

 

本人の合計所得金額(見積額)の入力

次に本人の合計所得金額の見積額(この例では給与収入のみ)を入力していみました。

「あなたの合計所得金額(見積額)」の「給与所得(1)」の「収入金額等ⓐ」に450万(「4,500,000」)を入力しました。(下の画像の②の水色の部分。画像をクリックすると別ウィンドウで開きます。)

平成30年分-配偶者控除等-32

(国税庁;平成30年分 給与所得者の配偶者控除等申告書(入力ファイル)(Excel/84KB)より)

画像が小さくてわかり難いかと思いますが、450万円を入力すると、「所得金額(ⓑ-ⓑ)」が自動で計算されます。

給与の収入金額が450万円の場合、所得金額(※2)は、360万円となります。

この例では、本人の収入を給与収入だけと想定していますので、「あなたの本年中の合計所得金額の見積額」が360万円となり、区分Ⅰの判定欄の「900万円以下(A)」に☑がつきます。(セルが水玉から白色に変更されます。)

さらに、その右側の「区分Ⅰ」に「A」と表示されます。(上の画像のオレンジ色の丸囲み部分)

※2 給与所得控除とは?
給与所得は、収入金額から一定の方法で算出した控除額を控除して算出します。

この控除額を「給与所得控除」といいます。(控除した後の金額を「給与所得控除後の給与等の金額」といいます。)

LINK 国税庁;No.1410 給与所得控除 web

このExcelファイルは、「給与所得控除後の給与等の金額」を自動計算してくれるので、便利なのです。

管理人

 

配偶者の合計所得金額(見積額)の入力

次に配偶者の合計所得金額(見積額)を入力します。

「配偶者の合計所得金額(見積額)」の「給与所得(1)」の「収入金額等ⓐ」に100万(「1,000,000」)を入力しました。(下の画像の ③の水色の部分。画像をクリックすると別ウィンドウで開きます。)

平成30年分-配偶者控除等-33

(国税庁;平成30年分 給与所得者の配偶者控除等申告書(入力ファイル)(Excel/84KB)より)

100万円を入力すると、(本人の所得計算欄と同じく)「所得金額(ⓑ-ⓑ)」が自動で計算されます。

給与の収入金額が100万円の場合、所得金額は、35万円となります。

この例では、配偶者の収入を給与収入だけと想定していますので、「配偶者の本年中の合計所得金額の見積額」が35万円となり、配偶者の年齢が70歳未満であることから、区分Ⅱの判定欄の「38万円以下かつ年齢70歳未満」に☑がつきます。(セルが水玉から白色に変更されます。)

さらに、その右側の「区分Ⅱ」に「」と表示されます。(上の画像の濃いピンク色の丸囲み部分)

 

配偶者控除の額の算定

このExcelファイルでは、区分Ⅰと区分Ⅱが自動で判定されると、配偶者控除額も自動で算出されます。(下の画像の赤色の枠囲み部分)

平成30年分-配偶者控除等-34

(国税庁;平成30年分 給与所得者の配偶者控除等申告書(入力ファイル)(Excel/84KB)より)

この例では、区分Ⅰが「A」、区分Ⅱが「」ですので、「控除額の計算」の一覧表のAと②の交点にある数値「380,000円」が配偶者控除の額となります。

 

「配偶者特別控除」に該当する例

次のような配偶者特別控除に該当する例を想定し、Excelファイルに入力して、結果を確認してみました。

□ 本人の合計所得金額(見積額)

・・・・・・給与収入 1,120万円

・・・・・・不動産収入 72万円、 不動産経費 12万円

□ 配偶者の合計所得金額(見積額)・・・・・・給与収入のみ 180万円

□ 配偶者の生年月日 昭和23年12月12日

(配偶者特別控除を受けるためのほかの要件は満たしているものと想定します。)

配偶者の生年月日の入力

最初に配偶者の生年月日を入力してみました。(下の画像の①の水色の部分。画像をクリックすると別ウィンドウで開きます。)

平成30年分-配偶者控除等-35

(国税庁;平成30年分 給与所得者の配偶者控除等申告書(入力ファイル)(Excel/84KB)より)

この例では、「昭和23年12月12日」を想定しましたので、「老人控除対象配偶者」(平成30年12月31日で70歳以上)には該当します。

生年月日を入力後、「老人控除対象配偶者」の欄(上の画像の緑色の部分)は、白色に変わり、「○」印が表示されます。

 

配偶者特別控除と生年月日

昨年まで配偶者特別控除を受けていた方は、「配偶者特別控除を算出するだけなら、年齢は関係ないのでは?」と疑問に思うかと思います。

しかし、このExcelファイルでは、生年月日を入力しないと、控除額を算定してくれないのです。

平成30年分-配偶者控除等-39

(国税庁;平成30年分 給与所得者の配偶者控除等申告書(入力ファイル)(Excel/84KB)より)

上の画像のように、生年月日の入力が未済のままだと、入力欄のすぐ下の「老人控除対象配偶者」欄は水玉のままとなり、区分Ⅱの判定結果欄には、「配偶者の生年月日を入力してください。」というメッセージが表示されます。

また、控除額の結果欄も水玉のままです。(上の画像の赤色の枠囲み部分)

このExcelファイルを使って、配偶者控除又は配偶者特別控除を算定する場合には、配偶者の生年月日を漏れなく入力しなければなりません。

(生年月日を入力しないで、自動集計してくれる所得計算だけに利用するっていう方法もあるとは思いますが・・・・・・)

 

 

本人の合計所得金額(見積額)の入力

次に本人の合計所得金額の見積額(この例では給与と不動産の収入)を入力していみました。

「あなたの合計所得金額(見積額)」につぎの3つの数値を入力しました。

□ 「給与所得(1)」の「収入金額等ⓐ」に1,120万(「11,200,000」下の画像の②の水色の部分。)

□ 「不動産所得(5)」の「収入金額等ⓐ」に72万(「720,000」)、「必要経費等ⓑ」に12万(「120,000」(下の画像の③の水色の部分。)

(画像をクリックすると別ウィンドウで開きます。)

平成30年分-配偶者控除等-36

(国税庁;平成30年分 給与所得者の配偶者控除等申告書(入力ファイル)(Excel/84KB)より)

● 給与所得

給与所得の収入金額等ⓐに1,120万円を入力すると、「所得金額(ⓑ-ⓑ)」が自動で計算されます。

給与の収入金額が1,120万円の場合、所得金額(※2)は、900万円となります。

 

● 不動産所得

不動産所得の収入金額等ⓐに72万円、必要経費等ⓑに12万円を入力すると、「所得金額(ⓑ-ⓑ)」が自動で計算され60万円と表示されます。

 

● あなたの本年中の合計所得金額の見積額と区分Ⅰ

この例では、給与所得と不動産所得の合計960万円が「あなたの本年中の合計所得金額の見積額」となり、区分Ⅰの判定欄の「950万円超、1,000万円以下(C)」に☑がつきます。(セルが水玉から白色に変更されます。)

さらに、その右側の「区分Ⅰ」に「C」と表示されます。(上の画像のオレンジ色の丸囲み部分)

 

配偶者の合計所得金額(見積額)の入力

次に配偶者の合計所得金額(見積額)を入力します。

「配偶者の合計所得金額(見積額)」の「給与所得(1)」の「収入金額等ⓐ」に180万(「1,800,000」)を入力しました。(下の画像の 水色の④部分。画像をクリックすると別ウィンドウで開きます。)

平成30年分-配偶者控除等-37

(国税庁;平成30年分 給与所得者の配偶者控除等申告書(入力ファイル)(Excel/84KB)より)

180万円を入力すると、(本人の所得計算欄と同じく)「所得金額(ⓑ-ⓑ)」が自動で計算されます。

給与の収入金額が180万円の場合、所得金額は、108万円となります。

この例では、配偶者の収入を給与収入だけと想定していますので、「配偶者の本年中の合計所得金額の見積額」が108万円となり、区分Ⅱの判定欄の「85万円超123万円以下」に☑がつきます。(セルが水玉から白色に変更されます。)

さらに、その右側の「区分Ⅱ」に「」と表示されます。(上の画像の濃いピンク色の丸囲み部分)

 

配偶者控除額の算定

このExcelファイルでは、区分Ⅰと区分Ⅱが自動で判定されると、配偶者控除額も自動で算出されます。(下の画像の赤色の枠囲み部分)

平成30年分-配偶者控除等-38

(国税庁;平成30年分 給与所得者の配偶者控除等申告書(入力ファイル)(Excel/84KB)より)

区分Ⅱが「」に該当する場合は、配偶者の合計所得金額を確認する必要があります。(この例では108万円。)

区分Ⅰが「C」、区分Ⅱが「」の「105万円超、110万円以下」ですので、「控除額の計算」の一覧表のAと④105万円超、110万円以下の交点にある数値「60,000円」が配偶者特別控除の額となります。

まとめ

給与所得者の配偶者控除等を計算するならExcelファイルがおすすめですが、次の点に留意する必要があるようです。

  • 配偶者特別控除の控除額を算出するケースでも配偶者の生年月日が必要
  • 合計所得金額は提出時点での「見積額」で算出するため、最終的な合計所得金額の確定額が見積額と異なった場合は、再調整が必要。
  • 個人番号の記載ルールは会社に確認
  • 配偶者が非居住者に該当する場合は、別途添付資料が必要

■□◆◇ 編集後記 ◇◆□■

週末は久しぶりに逗子へ。日中は暑かったのですが、電車のなかは、寒かった。服装選びが難しい季節ですよね。

管理人

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