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こんにちは。税理士のかわべです。
平成28年分の確定申告の受付が開始されましたが、e-Taxを利用して電子申告した場合で、当初、申告した申告データに誤りがあり、訂正したい場合は、どのようにすれば良いでしょうか？
[aside type=”yellow”]H28.2.12 記事の加筆・訂正をしました。[/aside]
（e-Tax；当初、提出した申告データに誤りがあり、訂正したいのですがどうすればいいですか。より）
（参考）
参考 e-Tax；当初、提出した申告データに誤りがあり、訂正したいのですがどうすればいいですか。
参考 国税庁；No.2026 確定申告を間違えたとき＞提出した確定申告書の間違いを法定申告期限の前に発見した場合
参考 国税庁；［手続名］所得税及び復興特別所得税の更正の請求手続
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期限内に訂正する場合
確定申告の期限内に誤りに気づいた場合は、訂正したデータを送信するだけ良いということです。税務署に連絡する必要もありません。
（e-Tax；当初、提出した申告データに誤りがあり、訂正したいのですがどうすればいいですか。より）
申告期限内であれば訂正後の申告データを作成し、送信してください。特に、訂正したデータを送信した旨を税務署に連絡する必要はありません。
追加で添付書類を提出する必要がある場合には、申告書等送信票（兼送付書）とともに提出してください。
[lnvoicer icon=”https://ar-kawabe.com/blog/wp-content/uploads/2015/06/1527_Ako_NC_31.jpg” name=”管理人”]上記の対応方法だと、申告書を2つ（訂正前と訂正後）税務署に送信していることになります。このように法定申告期限内に2つ（以上）の申告書を提出した場合は、新しいもの（最後に提出したもの）を正しいものとして取り扱いことになるそうです。[/lnvoicer]
（国税庁；No.2026 確定申告を間違えたとき＞提出した確定申告書の間違いを法定申告期限の前に発見した場合より）
法定申告期限内に同じ人から確定申告書が2以上提出された場合には、法定申告期限内にその人からの特段の申出がない限り、その2以上の申告書のうち最後に提出された申告書を、その人の申告書として取り扱うことになっています。
期限後に訂正する場合
申告書を提出した税務署に手続き方法を聞く
期限が過ぎてしまうと、上記のように訂正したデータの送信という対応ではなくなり、訂正内容により手続き方法が異なるため、申告書を提出した税務署に、どのような訂正をしたいのかを説明して手続方法を確認しましょう。
（e-Tax；当初、提出した申告データに誤りがあり、訂正したいのですがどうすればいいですか。より）
申告期限経過後に誤りにお気づきになられた場合の手続方法については、最寄りの税務署へお尋ねください。
期限後に訂正する場合の一般的な対応
期限後に訂正する場合は、上記に記載のとおり税務署に連絡し対応方法を確認することになりますが、一般的には次のような手続きがあります。（訂正内容によって異なりますので専門家か税務署に必ず確認してください。）
更正の請求
更正の請求（「こうせいのせいきゅう」）は、申告等をした税額等が多かった場合（還付された金額が少なかった場合）にとる手続きです。（提出期限があるので、ご注意ください。）
（国税庁；［手続名］所得税及び復興特別所得税の更正の請求手続より）
確定申告書を提出した後に申告書に書いた税額等に誤りがあったことを発見した場合や確定申告をしなかったために決定を受けた場合などで、申告等をした税額等が実際より多かったときに正しい額に訂正することを求める場合の手続です。
「請求」という手続きなので、手続きをして訂正するかどうかは、税務署が検討します。（必ず減額更正してくれるとは限らないということです。）
更正の請求書が提出されると、税務署ではその内容の検討をして、納め過ぎの税金がある等と認めた場合には、減額更正(更正の請求をした人にその内容が通知されます。)をして税金を還付することになります。
修正申告
修正申告（「しゅうせいのしんこく」）は、納める税額が少なかった場合（還付された税額が多かった場合）に、誤った内容を訂正する申告です。申告内容によって、「過少申告加算税」という罰則的な税額を本来の納付税額とは別に納めるケースもあります。
（国税庁；No.2026 確定申告を間違えたときより）
■□◆◇ 編集後記 ◇◆□■
今日は、暖かいということですが、諸事情により自宅にいる（外に出ていない）ので良くわからないです。花粉は大変そうですね。
