ExcelのDATESTRING関数を使って和暦を表示する

excel_DATESTRING関数の画像

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Excelで日付を表示するには、書式を選択する方法が一般的かと思いますが、DATESTRING関数を使って和暦を表示することもできます。表示形式の分類を「標準」にしても和暦で表示されるのが特徴です。

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関連記事 Excelで日付の表示を工夫する


Excelの基本。日付の表示形式を確認

DATESTRING関数の使い方を確認する前に、日付の表示について確認しておきます。

 

Excelで日付を「標準」の形式で表示する場合

Excelで日付を「標準」の形式で表示すると次のようになります。

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1900年1月1日を「1」として数えているので、平成28年8月23日は、1900年1月1日から数えて42,605日目となります。表示形式の分類で「標準」を選択するとこの何日目という数値で表示されることになります。

 

Excelで日付を「日付」の形式(グレゴリオ暦)で表示する場合

Excelで日付を「日付」の形式で「グレゴリオ暦」(所謂、西暦)を選択すると次のように表示されます。

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Excelで日付を「日付」の形式(和暦)で表示する場合

Excelで日付を「日付」の形式で「和暦」を選択すると次のように表示されます。

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ExcelのDATESTRING関数

ExcelのDATESTRING関数をネットで検索すると、OfficeSupportのページがなく(記事掲載日現在)、「隠し関数」と記載されている人もいます。

「関数の挿入」の「この関数に関するヘルプ」をクリックして「DATESTRING」を検索しても次のように表示され、ヘルプが表示されることはありませんでした。

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公式なページがないようですが、引数を1つ設定するだけの簡単な関数なので、私の使用方法を記載しておきます。

※ ちなみに同じExcelヘルプのページで「DATE」と検索すると次のように表示されます。

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DATESTRING関数の使用方法

ExcelのDATESTRING関数は次のように記述します。

「=DATESTRING(引数)」

引数には、数値、セル番号、日付に関する関数(「NOW()」や「TODAY()」)を入力します。

 

Excelで日付をDATESTRING関数を使って表示する場合

Excelで日付をDATESTRING関数を使って表示すると次のようになります。ここでのポイントは、表示形式が「標準」であるのにもかかわらず「和暦」で表示されることです。

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ちなみにカレンダーの種類で「グレゴリオ暦」(西暦)を選択しても表示は和暦のままでした。(下の画像)

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私はあまり使わないDATESTRING関数ですが、表示形式が変わらない特性は便利です。この特性を活かす利用方法を考えてみるのも良いかも知れません。


■□◆◇ 編集後記 ◇◆□■

昨日の台風は関東で様々な被害をもたらしたようです。家に帰ると蝉が網戸に「必死!」にしがみついていました。