Excelで多くのセルの積を求めるにはPRODUCT関数が便利

excel_PRODUCT関数の画像

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Excelで多くのセルの積を求める場合にPRODUCT関数を使用すると、式を短く記載できる場合があります。

多くのセルの積を求める機会はあまりないかと思いますが、今日はPRODUCT関数について記載します。

 product%e9%96%a2%e6%95%b0_15

(使用Excel)2010

参考

参考 Office Support;PRODUCT関数


ExcelのPRODUCT関数の使い方

ExcelのPRODUCT関数の基本的な記述方法について記載します。

PRODUCT関数の記述方法

PRODUCT関数は次のように記載します。

product%e9%96%a2%e6%95%b0_11

引数には、数値のほか、A1、A2のようにセル番号を指定したり、連続するセルについては「PRODUCT(A1:A3,B1:B3)」(「A1*A2*A3*B1*B2*B3」と同じ)と記述することもできます。

また、引数の「数値1」は必ず指定し、「数値2」以降は省略することができるそうです。

(Support Office;PRODUCT関数より。背景色は筆者追記)

PRODUCT 関数の書式には、次の引数があります。

  • 数値 1    必ず指定します。積を計算する最初の数値または範囲を指定します。
  • 数値 2, …    省略可能です。積を計算する 2 番目以降の数値または範囲を指定します (引数は 1 ~ 255 個まで指定できます)。

注: 引数が配列またはセル範囲の参照である場合、その中に含まれている数値だけが計算の対象となります。配列やセル範囲に含まれる空白セル、論理値、および文字列はすべて無視されます。

 

PRODUCT関数の使用例

次のような在庫表を作成しました。

 product%e9%96%a2%e6%95%b0_12

上の表のG列の入荷金額とH列の出荷金額を算出する際にPRODUCT関数を使用しました。

 

product%e9%96%a2%e6%95%b0_14

上の画像のとおり、PRODUCT関数を使用してD3セルからF3セルの積を算出しています。

上の画像の3列目の場合「5.5×101.66×845」の解が表示されています。INT関数で端数処理をしています。(円未満切捨て)

 

 


■□◆◇ 編集後記 ◇◆□■

昨日は、移動中にかなり濡れてしまいました。今日は人間ドック。疲れました。