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クラウド会計ソフトfreeeへ、他の会計ソフトから仕訳をインポートする作業が以前より簡単になっています。(筆者が1年半ぶりに作業をした感想です。)
※ 使用ソフトは「他社会計ソフト」(弥生会計以外)です。
[topic color=”green” title=”参考”]無料から使える会計ソフト「freee(フリー)」[/topic]
クラウド会計ソフトfreeeへの仕訳インポート作業
以前(2014年10月ごろ)にクラウド会計ソフトfreeeへ乗り換えるクライアントのために作業をしたときは、インポート用のExcelファイル(csvファイル等)を作成してfreeeにアップロードする作業をしました。(Excelでマクロを作成して・・・というかなり大変な作業でした。)
現在(※)では、freeeの「レポート」メニューから「仕訳帳」を選択し(下の画像)、右上の「インポート・エクスポート」をクリックして、インポート作業をすることができます。私は「他社会計ソフトインポート」を選択しました。(上の画像)
※ 以前からある機能だったらすみません。
会計ソフトで作成したcsvデータを準備
会計ソフトで作成したcsvファイル準備します。そのデータを、そのままアップロードできます。(たまにエラーになったのですが、freeeにログインしなおすとアップロードできました。)
しかし、アップロードしたcsvデータには、次のようにそのまま使えない(エラーとなる)仕訳も含まれていました。(エラーとなった仕訳等については、件数がそれほど多くなかったため、csvデータを書き換えてしまいました。)
※ 1対複数の仕訳は読み込めない。
振替伝票を使用して1対複数の仕訳入力がされているものは借方と貸方の金額が一致しないという理由でエラーになりました。
(次の「項目を設定」作業後にエラーかどうかを判定するようです。下の画像のとおりエラーがあると「登録する」ボタンをクリックすることができません。)
※ 勘定科目と重複する補助科目(品目等)は読み込めない
勘定科目と重複する補助科目名称(あまりないかと思いますが・・・)を使用していたため、インポートが中断されてしまいました。(このエラーの詳細はインポート履歴で確認することができます。下の画像のとおり)
これは、すべての設定が完了し、「登録する」ボタンをクリックした後に発生するエラーでした。(がっかりします。)
会計ソフトで作成したcsvデータを読み込み項目を設定する
csvデータをドラッグ&ドロップした後、読み込む項目を設定します。
「税額の扱い」(下の画像の左上の赤色も枠囲み部分)を設定します。免税事業者だったので、「全ての金額が税込み」を設定しました。
この「税額の扱い」場合、7項目を設定すれば良いようですが、私は借方、貸方の補助科目と摘要も選択し、10項目を読み込むように設定しました。(摘要は備考に読み込まれるようです。)
※ エラーになった場合
この作業はエラーになってしまった場合、ちょっと面倒なんです。エラーが出るたびに「データを修正⇒ドラッグ&ドロップ⇒項目の設定」の手順を繰り返すので・・・なんか方法があるかも知れませんが。
勘定科目、取引先、品目、税区分を設定
項目を設定(下の画像の緑色の枠囲み部分)すると、次に勘定科目や取引先等を設定します。
※ 私の失敗
税区分の設定をしないで、読み込んでしまったため、課税仕入(freeeでは「課対仕入」)がすべて「課税売上」で読み込まれてしまいました。(後で、一括編集で修正できるので、1,000仕訳だったのであまり手間に感じませんでしたが、余計な作業になってしまいました。)
インポート後の修正作業
インポート後は若干の修正作業が必要です。
私は、取引先、品目、メモの使い分けを厳密にしておきたい(科目ごとに取り扱いをしっかり分けておきたい)ので、インポート後に修正作業をしました。
また、インポートで作成した取引先等は、情報が少ない(ショートカット等が入力されない)ので、その設定も加えました。
■□◆◇ 編集後記 ◇◆□■
今日の関東は朝から雨です。アイスが美味しい季節ですね・・・クッキーで挟んだバニラアイスが好きです。